作文と教育 2021年1月号
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コロナによる感染症による突然の休校、そして学校再開後の子どもたちの様子がどうなっているのか、私たちは子どもたちに関わる問題について今改めて向き合う時に来ている。このコロナの時代に噴出してきている問題はこれまでにも顕在化していた問題でもある。それがコロナによって、より根が深くなっている状況も少しずつ耳にするようになってきている。コロナの感染を気にして今でも学校に行けない子どもがいることが報道されている。オンライン授業によって、学校に行く意味を考えている子どももいる。その一方で学校の友達と一緒に活動することに喜びを感じている子どももいる。学校の存在とは何か。教育とは何か。教え育むとはどういうことなのか。その健全な学校での営みを阻み、妨げ、拒んできたものは何か。今だからこそより注視していかなければならないはずの様々な諸矛盾や課題に向き合う時ではないのか。
子どもたちは学校があること、教師と、また友達とともに学ぶことのありがたみを肌で感じている。学校・教育という同じ場で、コロナという同時代を共に生き、相互に学び合い、思い合うという、共生に関わる基本的な考えを示している。子どもの声を聴きながら、改めて学校の存在とは何なのか、子どもを自他ともに尊重し、子どもの願いを学校に、教室に実現する生活綴方実践はどうあればいいのか。広く、深く交流し合いたいと考え、本特集を組んだ。(編集部)
<主な目次>
学校で学ぶことと生活綴方 〈川地 亜弥子〉
コロナの中で書き綴り読み合うこと、そしてつながること〈得丸 浩一〉
学校再開、子ども、親、学校で〈近藤  孝〉
『新しい生活様式』の中で―いま、子どもたちの関係性は―〈小野木 こうき〉
コロナの時代を共に生きる〜同時代を生きる人への想像力と生活実感〜〈白木 次男〉
「いのち」を密に感じる学びを〜沖縄で育つ子どもたちの世界を踏まえて〜〈村末 勇介〉
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