鷲手の指―評伝 冬敏之
型番 ISBN978-4-7807-1186-8 C0093 定価:2,000円+税
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鶴岡 征雄:著
四六判 304ページ 上製
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7807-1186-8 C0093
2014年11月発行

ハンセン病療養所からの出発
作家 冬敏之という生き方

冬さんの文学世界は、ハンセン病文学のなかで、北条民雄に代表されるような暗い絶望の世界を繊細なリアリズムで痛々しく描くという、そういう世界ではありません。そうではなくて不思議に明るくて、明るさが際立っていた、ハンセン病文学のなかにひとつの独創的な世界を打ち立てた方であるというふうに、私はここで断言できます。(加賀乙彦・作家)

【目次】
少年時代
思春期
青年時代
文学修業時代
野望と挫折
作家の座
人生の春
花ざかりの晩年

【著者プロフィール】
鶴岡 征雄(ツルオカ ユキオ)
1942年茨城県龍ヶ崎町(現・龍ヶ崎市)生まれ。作家。日本民主主義文学会会員。大田文化の会事務局長。
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