今日の世界資本主義と「資本論」の視点
型番 ISBN978-4-7807-1202-5 C0033 定価:1,400円+税
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工藤 晃:著
A5判 104ページ 並製
定価:1,400円+税
ISBN978-4-7807-1202-5 C0033
2014年12月発行


目次
第1章 マルクスが指摘した信用に内在する二面的性格
第2章 マルクスは資本主義的生産と信用制度との関連には二つの問題があると
いう
第3章 グローバリゼーションの重要な指標
    ――“トランスナショナリティ・インデックス”
第4章 マルクスの資本循環論と今日の世界資本主義
第5章 グローバリゼーションと金融資本の肥大化で分断され流動化する労働者
第6章 「産業資本家の創世記」(マルクス)と今日の民族問題
第7章 『現代帝国主義と日米関係』への追記

前書きなど
 いま全世界的に大きな変動期に入っている。20世紀末から21世紀に入って資本主義世界に実に大きな変動があらわれている。
 今日の全世界的な大きな変動は、多面的な側面をもって進行している。このような大きな変動を総体としてどのように把握するか、それは今日、日本の革新勢力にとって何をなすべきかを明確にするための前提になっていると考える。
 そのために、マルクスの『資本論』の視点を中心として今日の世界資本主義の現状分析のためにいくつかの視点を探っていかなければならない。(「はじめに」より抜粋)

著者プロフィール
工藤 晃(クドウ アキラ)
1926年生まれ。東京大学理学部地質学科卒業。元衆議院議員。
[主な著書]
『日本経済と環境問題』(1975年、大月書店)/『社会科学と自然科学の方法』(共著、1977年、大月書店)/『資本主義はどう変わるか』(1992年、新日本出版社)/『現代帝国主義研究』(1998年、新日本出版社) (第24回野呂栄太郎賞受賞)/『マルクスは信用問題について何を論じたか』 (2002年、新日本出版社)/『経済学をいかに学ぶか』(2006年、新日本出版社)/『資本主義の変容と経済危機』(2009年、新日本出版社)/『マルクス『資本論』とアリストテレス、ヘーゲル』 (2011年、新日本出版社)/『現代帝国主義と日米関係』(2013年、新日本出版社)
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