澤柳政太郎 その生涯と思想
型番 ISBN978-4-7807-1152-3 C0023 定価:1,500円+税
定価 1,650円(税150円)
販売価格

1,650円(税150円)

在庫数 売り切れ中です

新田 義之:著
四六判 224ページ 並製
定価:1,500円+税
ISBN978-4-7807-1152-3 C0023
2014/4発行。予約受付中!

成城学園の創立者として知られる澤柳政太郎は日本の近代教育を理念、組織、教育方法、教育内容など全ての面で先進国に劣らない水準に高めた恩人です。彼は義務教育期間を四年から六年に延長しその期間の授業料を全額公費負担としただけでなく、将来は基礎教育期間を九年とすべきだと主張しました。女子に国立大学に入る門を開いたのも彼でした。また教育者の国際的協調が世界平和を生む基盤であるとして、その実現に尽力した先覚者でもありました。明治大正時代に教育界の父として敬愛された彼の生涯が語りかける声に、耳を傾けて見ませんか?

【目 次】
第一章 生い立ち
第二章 教育行政の世界で
第三章 文部省に戻って
第四章 文部官僚を退くまで
第五章 帝国教育会会長就任と成城小学校の創立
第六章 二つの機関誌をめぐって
第七章 国際的な視野で日本の教育を考える
第八章 教育と宗教と世界平和


近代日本の教育の確立に一生を捧げた人物「澤柳政太郎」その業績の偉大さは福沢諭吉に匹敵する。著者は今回、保護者・教職をめざす若者向けに彼の評伝(人と出会い)をわかり易く解説。まさに「澤柳教育」の入門書。
推薦:竹下 昌之(元:成城学園初等学校校長 現:相模女子大学常務理事 中学部・高等部校長)

【著者プロフィール】
新田 義之(ニッタ ヨシユキ)
1933年生まれ。東京大学教養学部教養学科ドイツ科卒業。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了。東京大学名誉教授、学術博士。


この商品について問合わせるこの商品を友達に教える買い物を続ける