国民の体力と余暇を国家管理に シリーズ1 過去の戦争とスポーツ ーその痛恨の歴史
型番 ISBN978-4-7807-1295-7 C0075 定価:550円+税
定価 605円(税55円)
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廣畑 成志:著
A5判 64ページ 並製
定価:550円+税
ISBN978-4-7807-1295-7 C0075
2016/10発行(2016/11発売予定)

このシリーズを、戦争を憎み、
平和とスポーツを愛する
すべての人にとどけます。

【目次】
追跡1 国民の体力を国家が直接管理した
その1.体力章検定の制定
その2.希代の悪法「国民体力法」
その3.厚生体操と歩け歩け運動
その4.心身鍛練の道場と集団修練

追跡2 わずかな自由も「余暇善用」と奪った
その1.国民精神作興体育大会
その2.産業報国会の職場厚生運動
その3.旅行は不道徳だと抑制


【前書きなど】
 この痛恨の歴史を直接の体験をもとに語り伝える人も少なくなり、いまでは勉強しなければならない歴史になってきています。こうした事情から、「史実を学ぶテキストがほしい」との声が聞かれました。これに応えようと、シリーズ「過去の戦争とスポーツ─その痛恨の歴史」の検証と追跡を開始したのでした。
 検証の主な対象にしたのは、満州事変(1931年=昭和6)から始まるいわゆる「十五年戦争」の戦間期での出来事にしました。この作業で取り上げ、追跡した史実は多岐におよびました。それらのいくつかを束ねてシリーズにまとめることにし、予定として第1〜第5シリーズとして編集することにしました。(「シリーズの発刊にあたって」より一部抜粋)


【著者プロフィール】
1944年生まれ。福岡県出身。東京教育大学体育学部卒業(体育社会学専攻)。日本体育大学大学院修士課程修了(体育学・オリンピック研究)。新日本体育連盟全国役員、一橋大学・中央大学等講師等、日本共産党スポーツ委員会専任を経て、現在、「安保法制廃止をめざすスポーツと体育の会」事務局長。
著書:『終戦のラストゲーム─戦時下のプロ野球を追って』、『コンセプトはアスリート・ファースト』(本の泉社)など。
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