『空想から科学へ』と資本主義の基本矛盾ー難読箇所を どう読むかー《資本論 150年》
型番 ISBN978-4-7807-1654-2 C0036 定価:1,500円+税
定価 1,650円(税150円)
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2017/10発売。

川上 則道:著
A5判 224ページ 並製
定価:1,500円+税
ISBN978-4-7807-1654-2 C0036
奥付の初版発行年月:2017年10月

《目次》
第一部 『空想から科学へ』第3章と難読箇所
 第1章 『空想から科学へ』第3章を読む
 第2章 「基本矛盾」定式の叙述における難読箇所
 第3章 「難読箇所」と「基本矛盾」の否定論との関連

第二部 社会科学古典の難読箇所と「文章の読み方」
 第4章 『経済学・哲学手稿』の難読文章と堀江氏の読解を吟味する
 第5章 『資本論』の「難読箇所」の幾つかを読む
 第6章 社会科学古典における「文章の読み方」の勘所


社会科学古典の文章の読み方が本書全体を通しての主題ですが、そのための読解例として取り上げた具体的なテーマは第一部と第二部の第4章、第5章とでは大きく異なっています。そして、本書の主題については第6章に結実させたつもりです。読者の方々が関心を持たれた章からお読みください。
(「はじめに」より)


《著者プロフィール》
川上 則道(カワカミ ノリミチ)
1943年生まれ。1968年、東京大学農学部農業経済学科卒業。現在、都留文科大学名誉教授。

[おもな著書]
『高齢化社会は本当に危機か』
(共著、あけび書房、1989年、第15回野呂栄太郎賞受賞)
『計量分析・現代日本の再生産構造』 (大月書店、1991年)
『「資本論」の教室─きっちりわかる経済学の基礎』
(新日本出版社、1997年)
『「資本論」で読み解く現代経済のテーマ』
(新日本出版社、2004年)
『マルクスに立ちケインズを知る
 ─国民経済計算の世界と「資本論」』
(新日本出版社、2009年)
『マルクスに立ちミクロ経済を知る』
(新日本出版社、2013年)
『市場原理と社会主義への展望
 ─マルクスを踏まえて探究する』 (本の泉社、2014年)
『マルクス「再生産表式論」の魅力と可能性
 ─『資本論』第二部第三篇を読み解く─』
(本の泉社、2014年)
『搾取競争が、格差を広げ、地球環境を破壊する
 ─『資本論』にもとづく現代搾取社会論─』
(本の泉社、2016年)
ほか
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