南紀州 荒南風のとき
型番 978-4-7807-1982-6  C0093
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2,420円(税220円)

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まだ夜が明けていなかった。南紀州の山々は古くから三千六百峰と呼ばれてきたが、その山々や各地に散在する村々を激しい春の風雨が襲っていた。一九一二(大正一)年のある晩春の夜明け、流域の山々や谷々の水を集めて富田川の濁流が勢いを増し、重いうなり声をあげて紀伊水道へと流れ込んでいた。(「第一部・灰色の雲」より)。
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