特集：わくわく理科の授業づくり
理科室で授業前の準備をしていると、「この道具なんですか？」「今日は何の実験ですか？」と子どもたちが寄ってくる。生き物好きの子なら昆虫の飼育ケースをのぞき込む。理科には、子どもたちの好奇心をくすぐる要素がたくさんある。初めて理科を担当したり、理科専科で複数の学年を受け持つことになったりして、不安を抱く教師も多いかもしれない。そこで今号では、教材となる「もの」をどんどん授業に持ち込み、子どもたちと一緒にわくわくする授業の在り方を提案していく。


主張　理科を学ぶ楽しさを子どもたちに/箕輪 秀樹
１　小学校３年 理科授業の楽しいスタート/酒井 啓喜
２　小学校５年 「見る」ことの面白さを伝えたい/佐竹 良隆
３　生徒と一緒に楽しみながら夢中になれる授業/相馬 惠子
４　中学校１年 さあ理科の授業を始めよう/山下 裕子
５　力学の授業/川島 健治
６　わくわくする生物の授業をめざして！/大谷 康治郎