日本の科学者 2021年5月号 vol.56 No.5
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特集:いま,改めて研究者の権利・倫理・研究不正問題を考える
1974年のユネスコ第18回総会において「科学研究者の地位に関する勧告」(旧勧告)が採択されたが、その後、科学・技術の発展と研究者を取り巻く環境は大きく変化した。その状況を踏まえ、2017年ユネスコ第39回総会において「科学及び科学研究者に関する勧告」(新勧告)が採択された。JSA権利問題委員会ではJSA報告と併せてその普及活動を行ってきた。本特集は、第22回及び第23回の総合学術集会において報告された内容を基に構成した。

まえがき/丹生淳郷
言葉の玉手箱/丹生淳郷
ユネスコ「科学及び科学研究者に関する勧告」とその意義/丹生淳郷
新聞報道から見た研究不正の実態/菊地重秋
ポストコロナ時代の研究倫理教育──効果的な遠隔講義の立案に向けて/原田英美子、池上 徹
教員養成学部における研究不正とその背景──教員免許制度・学習指導要領への寄生が生む不正/重松公司
東北大学総長裁量経費と研究不正隠蔽の構造/大村 泉、高橋、礼二郎
ひろば:秘密特許制度導入の動きと科学者・技術者のあり方/野村康秀
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