七〇歳からの俳句と鑑賞
型番 ISBN 978-4-7807-1835-5
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2,000円(税182円)

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『七〇歳からの俳句と鑑賞』

聖木翔人

「私が俳句を始めたのが七〇歳。それまで俳句などつくったことがなかった」。
平易に、なお平易に。詠んで10年、選んだ500余句。
まっすぐに生きてきた人生が映る。悲喜こもごも、でも怒りは忘れない。
滋味ある世界がひろがる。

聖木 翔人(すずき しょうじん)=本名、鈴木謙次。1943年東京都生まれ。香川県で育ち、宮城県仙台市をへて、現在、さいたま市在住。俳句集団「白」所属。著書に『メールで交わした3・11』。

《目次》

序 俳句の「写生」について

俳句 
2013年からの俳句
冬を呑む鯉  蛤の口  春闘旗  草いきれ  寒鮒釣り  鮭帰る  福島の桃 木瓜繚乱  夏座敷  千年のちちろ  極秘版  年越し

鑑賞
  一
  「おくのほそ道」尾花沢考  白月集抄  白日・白月集抄  初心者の鑑賞  飛天さん追悼「飛天、宙を舞えよ」 俳句・さよならの合図  一茶そして千曲山人
  二
  『現代俳句集成』を読む  季語「夏草」のこと  春の季語のことなど  瀬戸内海の釣り  地元の句碑・長谷川かな女  印象深い句  「浜風」の三句
  三
  「白」三〇〇号記念号へ寄せて 私の一句  認知症と俳句  俳句の詠み手と読み手  
  日野秀逸教授から  自作を語ること  「現代俳句」について  「第二芸術」論と桑原武夫の回想  和歌(短歌)を読む  窪田空穂を読む  系譜の一断面

付録
  〈投稿〉人類史の転換点に「歴史」の目を
  エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』を読む
  〈書評〉鈴木謙次著『メールで交わした3・11―言葉は記憶になって明日へ―』(日野秀逸)


刊行日 2021年12月4日
判型  A5判並製 280頁 
ISBN  978−4−7807−1835−5
定価  2000円(税込み)
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