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ISBN 978-4-7807-1833-1 |
販売価格 |
2,400円(税218円)
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半夏生
佐田暢子
新しさを追って、とどまるところを知らない社会。家庭も職場も町も変わっていく。すでに閉山となった三池炭鉱の街に生まれた著者は、変化の波に翻弄されながらも、たしかなものを求める人たちの心の内を、じっと凝視める。心に響く短編小説集。
佐田 暢子(さた のぶこ)=1950年福岡県生まれ。元小学校教員。1995年第一回民主文学新人賞受賞。主な作品『朝まだき青の流れに』(新日本出版社)『冬の架け橋』(本の泉社)など。
目次
坂
半夏生
雪の一ト日
水天の月
赤うどん
百円坂
乳房
大蛇山
風の吹く庭
陽だまりのスニーカー
春のきざし
随想「坂口安吾展」
あとがき
初出一覧
判型 四六判上製 312頁
ISBN 978-4-7807-1833-1
定価 2400円(税込み)
刊行日 2022年1月8日