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琉球 OKINAWA
小松 健一
本土復帰50年。「琉球」を撮る。「OKINAWA」を凝視める。沖縄の美しい風土、民俗文化、戦争の傷痕、そして基地の中の暮らしを40年間にわたり見つめ続けた写真家の記録。
「琉球の自然・文化・暮らし」「基地の中のOKINAWA」の2章で構成し、収録作品は229点に及ぶ。「ヤマトの一人のフリー写真家ができることなどたかがしれている。それでも僕は僕なりに琉球、そして沖縄から眼をそらさず見続けてきた。その一つのささやかな記録が本書である」(「あとがき」より)。寄稿:石川文洋氏(報道カメラマン)阿部岳氏(沖縄タイムス編集委員)。
小松 健一(こまつ けんいち)=1953年、岡山県に生まれ、群馬県に育つ。現代写真研究所研究科(第1期生)卒。新聞記者などをへてフリーの写真家。厳しい風土で自然と共生する民族を訪ね、作家の原風景をたどり、沖縄、環境問題など社会的テーマを追うなど、多彩な活動を展開。写真集・著書に『写真紀行 三国志の風景』『秘境ヒマラヤ 父と子の旅』『雲上の神々―ムスタン・ドルパ』『ヒマラヤ古寺巡礼』『ムスタンの真実』『民族曼荼羅 中國大陸』『カメラ紀行 文学の風景を行く』『太宰治と旅する津軽』『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』など。
目次
第1章 琉球 自然と文化と暮らし
第2章 基地の中のOKINAWA
写真家・小松健一さんについて(石川文洋/報道カメラマン)
「復帰」と「返還」を考える(阿部岳/沖縄タイムス編集委員)
折々の「沖縄取材ノート」から(小松健一)
作品解説
あとがき
判型 B5判上製 248頁
ISBN 978−4−7807−1848−5
定価 7000円(税込み)
刊行日 2022年5月15日