理科教室2022年7月号 No.811
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1,000円(税91円)

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書名:理科教室2022年7月号 No.811
編著者名:科学教育研究協議会
ISBN:978-4-7807-1575-0 C0340
定価:909円+税(税込み:1000円)
サイズ:B5判並製・96頁
発売日:6/20
目次と書影:添付

《紹介文》
コロナ禍も追い風となって、学校のICT環境が急激に整備された。私の勤務する公立学校でも、すべての教室に大型モニターやプロジェクターが設置され、校舎内のどこでもWiFiに接続できるようになった。すべての教職員と生徒にアカウントが配布され、授業や部活、HRでの連絡や、情報のやり取りに利用されている。以前は、登校したらスマホ・携帯の電源を切って、放課後まで鞄にしまっておくように指導していたが、いまは授業のはじめに電源を入れてすぐに使える状況にスタンバイさせている。数年前には、大学や一部の先進的な私立学校に行かないと見られなかったような環境が、あっという間に日常になったのである。地域によって温度差はあるだろうが,変化が始まっていることは間違いないだろう。

生徒の意見を集約し、みなで共有し、思考を深めるツールとして、端末を用いる実践が広がっている。投票機能を用いて意見分布を調べることは、手を上げさせるより簡単だ。工夫すれば、ノートに書いた意見を直接集めたり、共有することも可能だ。これまでは難しかった、図やグラフの予想を共有することもできる。本特集では、金子論文や野末論文に詳しく論じられており、ノートに文章を手書きすることを大切にしつつ,端末を利用して意見を交流し,深める工夫がなされている。これらを参考にしつつ、ぜひ発展させていきたい。
(「特集 ICTを自然科学教育に生かすとは 主張 ICTをツールとして使う 石井 登志夫」より抜粋)
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