続・「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に 「邪馬台国論争」の真実
販売価格

2,000円(税182円)

購入数

続・「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に
――「邪馬台国論争」の真実

草野 善彦

今日の日本古代史学を、“古代国家は、都城・首都の形成・発展を核に誕生する”という、世界史ならびに琉球・沖縄の古代国家形成史の見地から、批判的に検討をこころみる。「本書は、江戸時代の新井白石の見地を正当とし、昭和時代の古田武彦氏の「多元的日本古代史観」ならびに、先述の明治時代の広池千九郎氏編集、『日本史学新説』の見地を肯定し、継承するものである。こうして真に正しい日本古代史観を切り開いてこそ、はじめて今後の日本社会の諸問題にも、正確に対応しうる基盤を開くことに通じる、と考えるものである」(「おわりに」より)


目次
第1章 「神武〜天武」四〇代の天皇に“首都がない”と『記・紀』に
第2章 「邪馬一(台)国論争」 日本側にも文献が
第3章 「倭の五王・ヤマト朝廷論」等の崩壊
第4章 『隋書』俀国伝および『新・旧唐書』
第5章  三角縁神獣鏡と近畿等の巨大前方後円墳、真の造営勢力
第6章 「日本神話」は造作か
第7章  鉄器生産、北九州の圧倒的優位性と『記・紀』の神話


判型  四六判上製 224頁
ISBN  978−4−7807−2219−2
定価  2000円(税込み)
刊行日 2022年9月17日
この商品について問合わせるこの商品を友達に教える買い物を続ける