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総合人間学18 近代的「知」のあり方を問い直す
―授けられる「科学」/「学習」時代に、「学び」はどう対峙する?
総合人間学会 編
「なぜ、学ぶのか」を見出しがたくなった今、改めて「生きること」に接続した「知恵」という観点から「学び」を問い直していくことが、求められているのではないだろうか。ポスト・トゥルースの時代の中で、私たちは私たちじしんの手に“学ぶ意志”を取り戻すことができるだろうか。(「はじめに」より)
目次
はじめに・・・・・4
総合人間学会シンポジウム特別講演
近代知をunlearnする・・・・・野家啓一 5
妊娠・出産・子育てをめぐる「知」のあり方を考える
―どこで、誰から、どのように学ぶのか―・・・・・松本亜紀 23
「アイヌ文化学習」をめぐる現代的課題
―「セトラー・コロニアリズム」と「アンラーン」の視点から・・・・・岡健吾 50
知と教育は、誰(のため)のものか?
―Learner Directed 教育と当事者研究―・・・・・朝倉景樹 62
近代知の支配性とその変革地平:総合人間学からの展望
The Dominance of Modern Knowledge and Horizons of Change:
A Synthetic Anthropological Analysis・・・・・楊逸帆 89
おわりに・・・134
A5判並製・138頁
定価1600円(税込)
ISBN978-4-7807-2260-4
出版年月日2024年6月6日