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教員や学校に通う子を持つ親など、「子どもの教育」に携わる人々が主人公の短編集。
非人間的な校則や、競争社会で窒息させる教育を押し付ける保守層、それに抗する教師群と子どもたち、そして父母たちの姿がリアルに描かれている。
全編にあふれているのは、教育現場でのかぎりない子どもたちへの愛情である。
著者:松本喜久夫(まつもと・きくお)
1945年三重県生まれ。三重大学学芸学部卒業。
38年間大阪市の小学校教員をつとめる。
日本民主主義文学会会員。日本演劇教育連盟会員。
著書に『おれはロビンフッド 松本喜久夫脚本集』(晩成書房)、『明日への坂道』(光陽出版)、『つなぎあう日々』、『希望を紡ぐ教室』(新日本出版社)、『風に立つ』(本の泉社)など。
目次
1 そこにある希望 5
2 ありがとう、きみへ 57
3 明日も笑顔で 95
4 子どもと共に生きる街 123
5 いのち輝いて 169
6 新たな朝 197
7 青春花火 247
8 夜明けに飛ぶ鳥 307
「そこにある希望」を謳う(草薙秀一) 367
あとがき 374
判型 四六判(並製) 376頁
ISBN 978-4-7807-2262-8
定価 1760円(税込み)
刊行日 2024年7月29日