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漱石、ビートルズ、浜崎あゆみ、長渕剛らの創造活動に、「愛(個体)とビジネス(私人)の相克」を読み取り、転換期の人間を予告する新しい世界史論。
著者:竹内真澄(たけうち ますみ)
1954年、高知県生まれ。1982年、立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在(2024年7月)、桃山学院大学社会学部教授、京都自由大学講師。
著書:『社会学の起源 創始者の対話』(本の泉社)、2015年/『近代社会と個人(私人)を超えて』(御茶の水書房)、2022年/『思想から見た西と東 西洋思想史のアジア論的転回』(本の泉社)、2024年刊行予定 など
目次
はじめに 3
第1章 坊っちゃんの世界史像 7
第2章 一人称主人公視点 25
第3章 ビートルズ革命の世界史的意味
―レノンとマッカートニーの言葉と行動― 39
第4章 大城立裕の二人称「おまえ」 70
第5章 君は君のままで ―浜崎あゆみのはやり歌― 76
第6章 おじさんの歌 106
第7章 竹内好と丸山眞男 123
第8章 都市は笑う 129
第9章 寺島実郎の議員削減論に異議あり 133
第10章 小説の未来 142
第11章 現代の個人 149
第12章 漱石における賃労働の問題 206
第13章 自己本位と則天去私 221
第14章 ぼくの思想史の方法 ―構造・コンテクスト・テクスト― 230
初出一覧 235
あとがき 236
判型 B6変形(並製) 240頁
ISBN 978-4-7807-2265-9
定価 1430円(税込み)
刊行日 2024年7月29日