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ISBN 4-88023-935-6 |
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1,572円(税143円) |
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1,572円(税143円)
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今井伸英 著
定価:1500円/冊
発行年月日:2006年3月6日発行
サイズ:四六判並製 267ページ
内容紹介
『宣言』は、山に例えれば、ガイドの案内があれば上るのにそれほど難しくない山なのです。山頂からは、今の社会の政治・経済・思想・文化の骨組みと人類の過去・現在・未来を一望におさめることができます。マルクス、エンゲルスという二人の天才が書いた『宣言』には歴史と社会に付いての事実だけではなく彼らの思想と人類の未来に託した理想が描きだされています。しかし、著者のこと、時代のこと、かかれた経緯などを知らずにはよく理解できない文章が多くあります。
この本を読めば、共産主義、科学的社会主義の理論に初めてふれる読者にも『宣言』の内容が理解されると思います。今では人類全体の文化遺産となっている『宣言』を一人でも多くの読者、とりわけ、若い読者に読んでもらうことが私の願いです。
さぁ、古典のなかの古典『共産党宣言』に挑戦しましょう。その内容が21世紀の日本で通用するかどうかは、あなた自身でみきわめてください。
著者紹介
今井伸英(いまい のぶひで)
1935年生まれ。静岡県出身。
1958年、横浜国立大学工学部卒業。
1958年4月、大日本印刷入社。61年3月同社を退職。以後、青年運動・政治活動・ジャーナリズム・労働者教育運動などの分野で活動。現在、東京学習会議常任理事。東京労働学校講師。
著書『青年の生きがいと社会進歩』
(新日本出版社 1979年)
『暮らしのなかの政治』(1983年)
『丸山真男と戸坂潤』(論創社 2000年)