茜雲総集編 日航機御巣鷹山墜落事故遺族の二〇年
型番 ISBN 4-88023-915-1
定価 1,885円(税171円)
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8・12連絡会 
定価:1800円/冊
発行年月日:2005年8月12日発行
サイズ:A5判・上製 358ページ

内容紹介
今から二〇年前の一九八五年八月一二日、日航ジャンボ機が群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」に激突、炎上し、五二〇名が亡くなる航空史上空前の事故が起こりました。

文集『茜雲』は毎年発刊され、今年は、二〇冊目となりました。今回発刊の二〇年目の文集『茜雲』には、高齢化する遺族たちが事故の記憶を次世代に伝えたい、事故を風化させないという遺族の強い思いを詰めました。そして、亡き愛する人への変わることのない想いと遺族一人ひとり違う二〇年間の心の軌跡が記されています。

肉親を失い明日が見えなくなった日から二〇年。今後も私たちは、多くの市民の皆さまと悲惨な事故が繰り返されないように、安全を求める活動を続けていきたいと願っています。
「はじめに」より

記念号の発刊を讃えて
上野村前村長 黒澤丈夫
御巣鷹の尾根に発生した大航空機事故の二〇周年を迎えて、遭難諸霊のご遺族の皆さんが、お互いの絆を強くする拠り所としてきた文集『茜雲』を二〇周年の記念号として発刊される由で、事故の風化を防ぎ、空の安全を希求する者の一人として、諸霊の心に應えるものと高く評価し、衷心より讃えます。
空の交通は益々発達するでありましょうが、その安全性は一〇〇パーセントではありません。茲に我々が常に安全の祈りを発進して、安全度を高める努力を続けなければならない所以があります。
『茜雲』がご遺族相互の絆を強めつつ、空の安全への警鐘を鳴らし続けてくれることを祈ります。
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