型番 |
ISBN 978-4-7807-0481-5 |
定価 |
1,650円(税150円) |
販売価格 |
1,650円(税150円)
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渡辺泰子 著
定価:1575円/冊
発行年月日:2009年10月10日発行
サイズ:四六判上製 280ページ
内容紹介
平和と社会進歩めざす人々のなかで
母は、おおらかに息子たちを育てた
大学教授から日本共産党常任活動家となり、非公然活動へ。やがて国会議員となった夫を支えた母よ。専科の闇に見出した光を追って、耐乏にもめげずまっしぐらに、今日まで胸を張って生きてきた母よ。
長男がやってきて「おふくろさんの八月一五日を聞かせてよ」と言った。
その時、私ははたと思った。この子たちは、あの終戦後の福岡郊外の農村のことは、なにひとつ覚えていないんだ。あの波乱に満ちた五年間、母親が自分の人生をいきいきと歩きはじめていた時代、彼らが「先生ん方のワルソー」とよばれていた時代。あの時代を覚えていないなんて勿体ない。
私は、思い出す限りみんな書いておこうと思い立った。
著者紹介
渡辺泰子(わたなべ・やすこ)
1921年
静岡県沼津市千本松原岡本別荘で生まれる
1926年
沼津市立尋常小学校女子部(後に第二小学校)入学
1938年
県立沼津高等女学校卒業
1943年
渡辺武と結婚
1948年
福岡市片江で入党、50年まで農村活動
1952年
教育紙芝居研究会勤務、後に童心社編集部
1970年
童心社退職
依頼、居住地の文京区千石で地域活動
1981年
喘息発病
1989年
埼玉県さいたま市浦和へ転居
2005年
武と死別
1976年
第1回個展より、2008年までに11回個展
現在 さいたま市在住