〈出版に寄せて〉 経験と努力に裏打ちされて勝ち得た登頂
2009年　日本勤労者山岳連盟マナスル登山隊　隊長：近藤和美
　古川さんの登頂は同じような高齢登山者に大いに勇気を与えるものであると同時に、下地がないままに闇雲に挑むのは危険だということも教えてくれます。これからも高々年登山者の星であられるよう、息長く活躍されることを期待しています。


●著者
古川太亮　FURUKWA Taisuke
1938年札幌生まれ。
高校卒業と同時に東芝商事（現東芝）に就職。
1978年から登山を始める。
東京都勤労者山岳連盟理事、日本勤労者山岳連盟理事を歴任。
野火止山の会に入会し、登山を楽しむだけでなく、登山＋草花、野鳥、俳句やコーラスなどを交えたプラスワンハイ（ｐ１ハイク）を始めた。20年にわたり約210回を企画実施、延べ2300名の皆さんとハイキング・登山を楽しむ。

海外トレッキング・登山
＊1994・４　インドネパール国境、ダージリンから国
境ファルートを辿り3800ｍからカンチュン
ジュガ（8505ｍ）眺望トレッキング。
＊2000・11　ネパール・カラパタール（5545ｍ）トレッ
キング
＊2000・12　オーストラリア大陸最高峰コジオスコ
（2320ｍ）トレキング
＊2001・８　スイス・ブライトホルン（4164ｍ）、
メンヒ（4107ｍ）登頂
＊2006・８　ペール・コパ（6188ｍ）登頂
＊2007・３　コスタリカ・チリポ（3820ｍ）トレキ
ング
＊2007・８　パキスタン・スパンティーク（7027ｍ）
を目指すも時間切れ。6800ｍまで到達「43
日間」を体験
＊2009・５　ネパール・マナスル（8163ｍ）登頂