アニマルセラピー 動物介在看護の現状と展望
型番 ISBN 978-4-7807-0668-0 C0047 \1500E
定価 1,650円(税150円)
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2012年4月30日 初版第1刷
熊坂隆行 監修
定価:本体1500円 +税
A5判上並製本176ページ

この本は、現場で活躍中の執筆者8名による現在看護系大学でおこなわれている動物介在看護の講義・演習、そして、現場での最新の動物とのふれあいをご紹介します。看護系学校、病院、福祉施設の皆さまにご活用いただきたい1冊です。

アニマルセラピーとは?
アニマルセラピーは、日本語の造語です。正しくは、医師の治療プログラムにもとづき、動物を介在し、精神や機能治療を目的とした療法を「動物介在療法(Animal Assisted Therapy;AAT)」と言います。動物とのふれあいを通じて、生活の質(Quality Of Life:QOL)の向上を目的とした活動を「動物介在活動(Animal Assisted Activity, AAA)」と言います。また、動物が好きな患者様や施設利用者様にとって「動物がいる入院(生活)環境を整えること」も看護ケアのひとつであり、それはQOLの向上に結びつくと考え、看護独自の業務として「動物とのふれあい」「伴侶動物との面会や同居」を推進しています。その「動物がいる入院(生活)環境を整えるという看護ケア」を「動物介在看護(Animal Assisted Nursing: AAN)」と定義付けています。

contents
本書のねらい(まえがき)
1章 
看護教育と動物介在看護の実際
熊坂 隆行 Takayuki Kumasaka
日本保健医療大学保健医療学部看護学科准教授 看護師
2章 
ヒトと動物の関係
升 秀夫 Hideo Masu
筑波大学大学院医学医療系助教 獣医師
3章
山梨県甲斐市(山梨セラピードッグクラブ)の取り組み
中村 幹 Kan Nakamura  
山梨セラピードッグクラブ代表
4章
シャイン・オン!
セラピードッグ・プログラムの紹介
キンバリー・フォーサイス Kimberly Forsythe  
NPO法人タイラー基金 理事長
5章
静岡県立こども病院での活動の紹介
森田優子 Yuko Morita  
NPO法人タイラー基金 セラピードッグハンドラー 看護師
6章
岐阜県(東濃地域アニマルセラピー活用推進事業)の取り組み
岐阜県東濃保健所
7章
岐阜県立多治見病院緩和ケア病棟への導入紹介
伊藤浩明 Hiroaki Itou
地方独立行政法人岐阜県立多治見病院 緩和ケア内科部長兼消化器外科部長 医師
8章
動物介在活動とひだまり倶楽部の活動について
九反信幸 Nobuyuki Kyutan
静岡市獣医師会 ひだまり倶楽部代表 きゅうたん犬猫病院長 獣医師
あとがき
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