先進例から学ぶ再生可能エネルギーの普及政策
型番 ISBN978-4-7807-0919-3 C0036 ¥1700
定価 1,870円(税170円)
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上園 昌武:編著
A5判 248ページ 並製
定価:1,700円+税
ISBN978-4-7807-0919-3 C0036

2013年3月10日発行 予約受付中!

[目次]
はじめに 3
第1部 グリーン・エコノミーの構築に向けて 7
第1章 原発に依存してきた日本のエネルギー政策〈上園 昌武〉 9
第2章 原子力発電に未来はない〈粟屋 かよ子〉 27
第3章 再生可能エネルギーとグリーン・エコノミー〈上園 昌武〉 53
第2部 再生可能エネルギーを普及させた海外の先進事例 67
第4章 ドイツの再生可能エネルギー買取制の費用と効果〈竹濱 朝美〉 69
第5章 ハワイにおけるクリーンエネルギー社会・経済の形成〈豊田 陽介〉
     93
第6章 インドにおける再生可能エネルギーの利用〈和田 幸子〉 121
第3部 日本で再生可能エネルギーを普及させる方策 141
第7章 農山村の地域資源を活かした先進事例〈豊田 陽介〉 143
第8章 都市部の地域資源を生かした先進事例〈木村 啓二〉 171
第9章 地熱エネルギーと観光を融合させた地域活性化〈阿部 博光〉 193
第10章 再生可能エネルギー電力固定価格買取法を成功させる条件
    〈木村 啓二〉 219
おわりに 245


 本書の目的は、なぜ日本で再生可能エネルギーの普及が必要で、どのようにすれば普及を進められるのかを明らかにすることです。そのなかでも、エネルギーシフトを進めることが地域社会や経済の発展につながるグリーン・エコノミーを構築させる点が重要です。第1部では、これまでの日本のエネルギー政策の歴史と問題点を考えます。第2部では、再生可能エネルギー普及の先進事例として、ドイツ・アメリカハワイ州・インドをとりあげます。第3部では、国内の都市と農村、地熱発電の先進事例を紹介し、固定価格買取制度という政策の特徴を紹介します。これらの国内外の先進事例をみると、地域経済の活性化や地域社会問題の解決と結びつけながら取り組まれているのかがわかります。
(「はじめに」より抜粋)


[著者プロフィール]
上園 昌武(ウエゾノ マサタケ)
1969年生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程単位取得退学、商学修士。現在、島根大学法文学部教授(環境経済論)。
主著:『環境の政治経済学』(ミネルヴァ書房、共著、2010年)、『ノーモア・フクシマ!――どうする島根原発!!』(本の泉社、共著、2012年)。

〈執筆者紹介〉
竹濱 朝美 (立命館大学産業社会学部教授、環境教育論)
阿部 博光 (別府大学准教授、環境エネルギー政策)
和田 幸子 (名古屋学院大学元教授、国際経済学)
粟屋かよ子 (四日市大学教授、環境物理学)
豊田 陽介 (気候ネットワーク研究員、環境政策)
木村 啓二 (ひのでやエコライフ研究所研究員、環境経済学)
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