北海道7日間2万5500円の旅 JR北海道全路線完乗記
型番 ISBN978-4-7807-0920-9 C0026 ¥1300
定価 1,430円(税130円)
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南 慶一:著
四六判 176ページ 並製
定価:1,300円+税
ISBN978-4-7807-0920-9 C0026


 一人旅を終え、数日後に札幌から東京の自宅に戻ってから、記録としてこの手記をまとめた。記載内容に勘違いや観察漏れなどが残っている可能性を否定できないが、旅の途中で書き留めたメモと、携帯電話による撮影メモを頼りに旅の全体を書いたつもりである。
(「7日間の旅を終えて」より抜粋)


【目次】
JR北海道全線を7日間で旅する 3
◎第一日目(6月23日・土曜日)  15
  札幌〜旭川〜名寄〜稚内〜名寄(函館本線、宗谷本線)
 利尻富士を眺めながら
特急スーパー宗谷1号 17
名寄北国博物館のキマロキ編成 21
宗谷本線沿線の廃線化路線 25
音威子府の黒い蕎麦 26/利尻富士の威容 29
◎第二日目(6月24日・日曜日)  35
  名寄〜旭川〜網走〜東釧路〜根室
(宗谷本線、石北本線、釧網本線、根室本線)
原生花園から釧路湿原を通って
北海道は米どころ 37
塩狩峠を経て石北本線へ 39
遠軽で列車の進行方向が逆転 43
常紋トンネルを潜る 45
網走に女一人旅 47
原生花園の花々 48
知床半島を想う 51
釧路湿原を通過 53
花咲線のルパン?世 55
◎第三日目(6月25日・月曜日) 57
  根室〜釧路〜富良野〜旭川〜留萌
(根室本線、富良野線、函館本線、留萌本線)
 狩勝峠を越えて
早朝の根室 59/根室本線の高校生たち 62
特急スーパーおおぞら6号 64/新得の蕎麦 67
狩勝峠 68/富良野の記憶 70
旭川から留萌本線へ向かう 73
幌新温泉のクラウス機関車 74/留萌 77
◎第四日目(6月26日・火曜日) 79
  留萌〜増毛〜滝川〜新得〜夕張〜新札幌
(留萌本線、函館本線、根室本線、石勝線、千歳線)
 三菱大夕張鉄道の名残を求めて
留萌から増毛までの海岸線 81
特急フラノラベンダーエクスプレス号 84
再度、新得の蕎麦 87/三菱大夕張鉄道 89
夕張の事情 93/夕張から新札幌へ 95
◎第五日目(6月27日・水曜日) 99
  新札幌〜新千歳空港〜岩見沢〜苫小牧〜様似〜
  苫小牧(千歳線、函館本線、室蘭本線、日高本線)
 日高本線から夕陽を眺めて
千歳線で計画を見直す 101
苫小牧駅は多忙 104
キハ40で岩見沢へ 106
岩見沢レールセンター 109
日高本線 111
静内から様似へ 115
日高本線から夕陽を堪能 119
◎第六日目(6月28日・木曜日) 123
  苫小牧〜室蘭〜函館〜木古内〜蟹田〜木古内
(室蘭本線、函館本線、津軽海峡線)
 室蘭、函館から青函トンネルへ
室蘭本線で長万部へ向かう 125
JR北海道の分岐点 127
旧室蘭駅舎 128
長万部の蟹めし 131
函館本線の二つの路線 134
函館市内を市電で巡る 138
津軽海峡線の青函トンネル 141
蟹田から木古内へ 145
◎第七日目(6月29日・金曜日) 149
木古内〜函館〜長万部〜小樽〜札幌〜新十津川、
滝川〜新札幌(江差線、函館本線、札沼線、函館本線)
 電化された学園都市線へ
木古内から江差へ 151
江差 154
特急スーパー北斗7号 157
函館本線のローカル区間 159
小樽と手宮 162
電化された学園都市線 165
新十津川へ向かう 167
帰路は函館本線の滝川から 169
7日間の旅を終えて 173



 旅という言葉には、旅行という言葉とは違う響きがある。ある地域・場所まで自動車か鉄道、あるいは飛行機に乗って移動し、その地で観光やレジャーを楽しむことが旅行であるが、旅においてはその移動の過程を楽しむことが一番の目的となるのではないか。
〜〜〜
 この北海道フリーパスは2万5500円、JR北海道の路線内であれば特急・急行を含め7日間乗り放題で、加えてその期間内で合計六回の普通指定が同料金内でできる。新札幌駅の窓口では四回分の特急指定席券を、比較的長く乗る区間について予定通り確保した。残りの特急乗車は自由席を予定しているが、途中であと二回までの指定ができる。なおこのフリー切符でJR北海道からJR東日本などへはみ出した場合は、もちろん追加料金を払わなければならない。
 これで一番肝心な準備が完了した。あとは実行するだけである。
(「JR北海道全線を7日間で旅する」より抜粋)


南 慶一(ミナミ ケイイチ):著
1952年北海道札幌市生まれ。
父親の転勤により1960年から東京都に在住。都立国立高等学校卒業後、1979年に青山学院大学理工学部修士課程を卒業。通信・コンピュータ関連企業に勤務、半導体やソフトウェア関連事業に従事。2012年に定年退職。
現在、障がい者就労支援事業会社に勤務。
妻と一男一女。
趣味は鉄道旅行、読書、将棋、ジャズ鑑賞など。好きな作家は村上春樹、池波正太郎、藤沢周平、宮脇俊三など。
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