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南海トラフの巨大地震にどう備えるか 日本科学者会議ブックレット3
南海トラフの巨大地震にどう備えるか 日本科学者会議ブックレット3
型番
ISBN978-4-7807-1124-0 C0036 ¥800
定価
880円(税80円)
販売価格
880円(税80円)
購入数
» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)
日本科学者会議:編
A5判 88ページ
定価:800円+税
ISBN978-4-7807-1124-0 C0036
〈目次〉
はじめに 牛田 憲行 2
駿河・南海トラフの巨大地震に備える
―さらなる超巨大地震の可能性もみすえて― 古本 宗充 5
東日本大震災―復旧・復興の現状・課題と教訓 綱島不二雄 36
浜岡原発の危険性と放射線被曝について 林 弘文 53
過疎地自治体における災害未然防止のための対応策の現状と課題 前田 定孝 62
津波防災の教育実践論
―大川小学校の“悲劇”・釜石の“奇跡”に学ぶ― 近藤 真庸 73
シンポジウム参加者から寄せられた感想 86
執筆者・編集責任者紹介 87
〈前書きなど〉
日本科学者会議は1965年に創立され、日本の科学の自主的、総合的発展を願って、また科学者としての社会的責任を果たすために、文系・理系という学問の壁を乗り越えて、いろいろな活動やシンポジウムを行っている全国組織です。岐阜、三重、愛知、静岡の東海4県の四つの支部が合同して、2年に一度、東海地区のシンポジウムを行っており、2013年度は市民の一大関心事である「南海トラフの巨大地震にどう備えるか」という題で、研究者、自治体関係者、市民に向けてシンポジウムを2013年4月20日に愛知大学名古屋校舎で開催しました。巨大地震のメカニズムとその備えの問題から東日本大震災の復旧の現状と教訓、浜岡原発の問題、三重県における過疎地自治体における防災行政の問題、津波防災の教育実践論まで、既成の組織ではできない広汎で学際的な内容のシンポジウムは、参加した方々から大変好評でぜひ今後も継続してほしいとの感想がよせられました。
そこでシンポジウムの五つの講演を若干加筆修正したものをここに収録しました。
(「はじめに」より抜粋)