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ISBN978-4-7807-1199-8 C0033 定価：1,800円＋税 |
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川上 則道：著
A5判 304ページ 並製
定価：1,800円＋税
ISBN978-4-7807-1199-8 C0033
2014年12月発行
国民経済を改善するために
目次
第１章 再生産表式論の課題と分析方法（第18章第１節・第20章第１節の解説）
第２章 再生産表式のマトリックス表示について
第３章 単純再生産表式（第20章第２節以降の解説）
第４章 拡大再生産表式（第21章の解説）
第５章 再生産表式論と貨幣（第18章第２節・第20章第12節の解説）
第６章 ケネー、スミスはどこまで解明しどこで混迷したか（第19章の解説）
前書きなど
マルクスには「再生産論」あるいは「再生産表式論」と呼ばれている理論があります。
史的唯物論は歴史観・社会観であり、剰余価値論は資本主義経済における搾取論と言えますが、「再生産論」は資本主義経済が社会全体として継続する仕組みを明らかにした理論です。言わば国民経済論です。
再生産とは生産が繰り返されることであり、生産を継続することです。
この理論は、個別諸企業（個別諸資本）の再生産の絡みあいを通して、社会全体の経済（社会的総資本）が再生産する仕組みを独自な表式として定式化しています。そのため、「再生産表式論」とも呼ばれるのです。
「再生産表式論」は『資本論』第2 部第3 篇「社会的総資本の再生産と流通」にまとまって叙述されています。この『資本論』第2 部第3 篇をできるだけ正しく、かつ、できるだけ分かりやすく解説しよう、そして、マルクスの「再生産表式論」の魅力と今日における可能性を伝えたいと考え本書を書きました。
（「はじめに」より抜粋）
著者プロフィール
川上 則道（カワカミ ノリミチ）
1943年生まれ
1968年 東京大学農学部卒
現在、都留文科大学名誉教授
【誤植】
※図５（１）の中央上：「�気了駛棆函廣�「�気力�働者」
※図６：需要「��a」「400v」と供給「�供廖�a 2400」の欄に「400」を追記
https://honnoizumi.co.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/151516b4d856427cd03b7e718b1df127.pdf
