作文名人への道 報告文・記録文・意見文・紹介文・随筆・物語・ 短歌・俳句
型番 ISBN978-4-7807-1217-9 C3037 定価:1,800円+税
定価 1,980円(税180円)
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田中 定幸:編著, 今井 成司:編著, 榎本 豊:編著
A5判 208ページ 上製
定価:1,800円+税
ISBN978-4-7807-1217-9 C3037
2015/4発行

《目次》
この本を手にしたみなさんへ 3

鵯 基本となる書き方を身につけよう
  ―― 生活のなかで感じたり、考えたりしたことを書く ―― 9

一 「つぶやき」を書く――「つぶやきノート」を作ろう―― 10
二 心が動いたときの事実を中心に書く――日記を書こう―― 15
三 「ある日、ある時」のことで、心が動いたことを書く
  ――ある日、ある時の体験をよく思い出して書こう―― 24
四 「何日も続いたこと」で、心が動いたことを書く
  ――何日間にもわたって考え続けたことを出来事の順に書こう―― 39
五 「いつも思っていること・考えていること」を書く
  ――よく知っていること、くり返し体験したことを説明するように書こう―― 54
六 「事実」や「具体例」を入れて書く
  ――根拠をはっきりさせて、考えていること思っていることを書こう―― 68

鵺 いろいろな文章を書いてみよう
  ―― 「随筆」「意見文」「物語」などを書く ―― 83

一 随筆を書く――形にこだわらず、すなおに書こう―― 84
二 意見文を書く――新聞に投書してみよう―― 96
三 スピーチ原稿を書く――聞いてわかるように、組み立てを工夫し、ことばを選んで書こう―― 110
四 記録文・報告文を書く――記録をもとに報告文を書こう―― 124
五 紹介文を書く――自分の住んでいる町を観光客に紹介しよう―― 135
六 調べて書く――新聞記者になろう!―― 145
七 コラムを書く――ちょっとした話を、心をこめて書こう―― 158
八 読書感想文を書く――わき上がってきた感動を整理して書こう―― 166
九 短歌や俳句を書く――たくさん読んで、たくさん詠もう―― 177
十 物語を書く――「物語の決まり」を使って書こう―― 191

《前書きなど》
この本を読めば、悩みがふきとんで、書いてみたくなります。書く楽しさを味わえるはずです。小学校の高学年にふさわしい表現力を身につけることができるからです。
この本には、これまでに日本の子どもたちが書いてきた作文をもとに考え出した、つぎのような「作文の書き方のコツ」が書かれているからです。
作文は、書く「内容」によって表現の仕方(構成や記述)がちがってくるところに目をつけているのです。

☆「思ったこと」は、思ったとおりに書く。 →思ったことを書く力
☆「ある日の出来事」は、出来事のはじまりから順に書く。 →事実を書く力
☆「長い間にわたった出来事」は、ことがらをえらび経過にそって書く。 →経過を書く力
☆「知らせたいこと・考えたこと」は、説明するように書く。 →説明風に書く力
☆「必要なこと」を説明したり、事実=具体例を入れて書く。 →事実を入れて書く力

こういうあたりまえの書き方が身につけば「意見文」「報告文」「観察文」あるいは「随筆」などもかんたんに書くことができると考えてつくられています。
そして、それらをじっさいに書くときには、「何を」「どんな組み立て」で「どう書く」かを「書き方のコツ」としてわかりやすくみなさんにお伝えしています。
(「この本を手にしたみなさんへ」より抜粋)

《著者プロフィール》
田中 定幸(タナカ サダユキ)
横須賀市立小学校、横浜国立大学講師等を務める。国分一太郎「教育」と「文学」研究会、神奈川県作文の会会長。綴方理論研究会、日本作文の会、日本国語教育学会会員。〈主著〉『作文指導のコツ①〜③』(子どもの未来社)

今井 成司(イマイ セイジ)
元東京都杉並区三谷小学校教諭。日本作文の会委員。杉並作文の会。立川市立第8小学校評議員。
著書「楽しい読み合い・交流の授業」(共著・日本標準)ほか。

榎本 豊(エノモト ユタカ)
東京都豊島区・墨田区の小学校に務める。国分一太郎「教育」と「文学」研究会、綴方理論研究会、日本作文の会会員。〈共著〉『いま、なにをどう書かせたいか1.2年 3.4年 5.6年』(綴方理論研究会著・明治図書)
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