どうする日中関係 〜知らないでは済まない戦後70年〜 日中友好ブックレット2
型番 ISBN978-4-7807-1231-5 C0036 定価:550円+税
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日本中国友好協会:編
A5判 72ページ ブックレット
定価:550円+税
ISBN978-4-7807-1231-5 C0036
2015/6発行



目 次
はじめに 3
鵯 いま、日中関係はどうなっているか 6
1 「世論調査」に見る日中両国民の気持ち 6
日本人は中国をどのように感じているか 6
国際社会のなかで中国をどう見ているか 6
日中両国では日中関係をどう見ているか 7
最悪な日中関係の原因と影響 8
乏しい直接交流と情報源 8
2 両国の国民間の交流はどうなっているか 11
3 在日中国人と中国人留学生 13
永住中国人 13
中国人研修生・技能実習生 14
中国人留学生 14
4 マスコミの嫌中本の氾濫 かたよった中国報道 16
5 好転の動きが始まった経済・貿易関係、
  切っても切れない関係が長期の流れ 20
対中依存度が極めて高い日本の日常生活 22
6 尖閣問題と日中両国の軍事力の強化 24
尖閣諸島をめぐり軍事的対立に発展 24
空、陸でも日中対決の構図が広がっている 24
日中双方が競い合うように軍拡加速 25
危機が広がる一方で、日中軍事部門の対話が始まる 26
アメリカの対中政策 27
7 戦後補償は終わっていない 29
鵺 戦後70年の日中関係 31
1 日本のアジアへの侵略(明治から敗戦まで) 31
2 敗戦から日中国交回復までの道のり 35
敗戦から新中国誕生前後(1945〜1950年ごろ) 35
朝鮮戦争と50年代の日中関係 36
安保闘争から国交回復へ(1960〜1972年) 38
3 日中国交回復の実現(1972年) 40
4 国交回復から平和条約締結への道 42
5 両国関係の発展と侵略戦争の反省(1980年代から90年代) 44
6 中国の国力増大と摩擦(21世紀に入って) 47
鶚 日中関係の友好と平和的な発展のために 49
1 ありのままの中国を知ることの大切さ 49
中国のそのままの理解 49
巨大な隣国を考える 50
「中華民族の栄光」を唱える中国、だがまだ発展途上国 51
経済発展のスピードに伴わない環境問題 52
【コラム】日本との違いあれこれ 54
2 日中平和条約など四つの基本文書 57
3 北東アジアを平和と友好の地域に 59
4 国民間・草の根の交流 61
国民感情の変化 61
求められる留学生の増加 61
来日中国人客の激増と訪中旅行者の激減 62

おわりに 64
年 表 65



《前書きなど》
このブックレットでは、戦後70年を迎えた今日、日本と中国の関係はどうなっているのか、その現状を明らかにし、そうした現実がどのような歴史的な流れのなかで起きているのかを明治以降の日本の侵略の歴史も押さえながら解明し、これからの日中関係のあるべき方向を明らかにします。
(「はじめに」より抜粋)


《著者プロフィール》
日本中国友好協会(ニホンチュウゴクユウコウキョウカイ)
日本中国友好協会は、中華人民共和国建国(1949年)の翌年1950年10月1日、広範な各界の人びとの呼びかけで創立。 協会は「日本中国両国民間の相互の理解と友好を深め、平和五原則にもとづく両国関係の発展に寄与し、アジアと世界の平和に貢献すること」を目的としています。
中国をはじめとしたアジアの国々に大きな被害を与えた日本の侵略戦争を反省して、平和と不戦を活動の大きな柱としている協会は、戦争の歴史をゆがめる動きや、日本を戦争のできる国にしようとする動きに反対し、戦争の歴史や体験を正しく伝える活動に取り組んでいます。
また、国民の中国への幅広い関心に応える活動をもう一つの柱とし、中国語、太極拳をはじめとした文化的な諸活動や中国旅行に積極的に取り組み、さらに2013年からは「理解は絆を強くする」として、中国に対する幅広い知識を問う「中国百科検定」を実施するなど、両国民の友好の心情を育んでいます。
日本中国友好協会は、このような目的と活動を理解して下さる国民の手でつくられている民間の団体です。日中両国民の友好交流と協力関係を大きく発展させ、日中友好をアジアと世界の平和の進歩につなげるために力を尽くしています。
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