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地域に根ざす学校づくり ー“子どもが主人公”の学校改革を求めて
型番 ISBN978-4-7807-1294-0 C0037 定価:2,800円+税
定価 3,024円(税224円)
販売価格

3,024円(税224円)

購入数

仲田 陽一:著
A5判 384ページ 上製
定価:2,800円+税
ISBN978-4-7807-1294-0 C0037
2016/10発行

〈目次〉
第一部 「地域に根ざす学校づくり」と現代
序章 犹劼匹發主人公瓩龍軌蕾革と「地域に根ざす学校づくり」
はじめに ――本書のねらい  12
一.「地域に根ざす学校づくり」とは… 14            
二.今なぜ「地域に根ざす学校」なのか 21
   ――狠楼茲罰惺鮫瓩砲箸辰討慮渋紂宗
三.地域・家庭の教育力の衰退と求められる教育改革 31
四.子どもの成長の危機と学校の教育力 38
五.文科省の地域学校政策と「地域に根ざす学校」の課題 43
〈補説〉「学校づくり実践」という概念について 47

第一章 戦後日本における「学校への父母・住民参加」と学校づくり〈概史〉
一.「学校への父母・住民参加」とは何か 52
二.戦後学校改革の意義 ―― 戦後改革と父母・学校・地域住民―― 54
三.戦後初期の「父母・住民参加の学校づくり」 55
四.新憲法の下、教育の機会均等を求めて ―― 一九五〇年代―― 56
五.父母・住民の要求・批判に学ぶ教師たち 60
   ――「勤評闘争」「『学テ』闘争」の中から
六.「学校づくり」をめざして ――一九六〇年代前半 62
七.「高度経済成長」のひずみと「地域に根ざす教育」の誕生 66
八.低成長期の地域生活と学校づくり 72
九.父母・教職員・生徒による狄靴靴こ悗哭瓩罰惺擦鼎り 76
   ――愛知・私学の壮大な学校改革
一〇.父母・住民参加の学校づくりの現代的な意義 79

第二部 「地域に根ざす学校づくり実践」の展開
第二章 三重県員弁郡の「地域に根ざす教育」と父母・住民参加の学校づくり
はじめに ――「地域に根ざす学校づくり」と三重・員弁 84
一.員弁の地域と学校教師 86
二.地域・子どもの変化と「いなべの土の中の教育」 90
三.員弁における「地域に根ざす教育」の展開と学校づくり 93
四.まとめにかえて 103

第三章 高度経済成長による農村の変貌と「地域に根ざす教育」の創造
    ―― 京都府・川上小学校の学校づくり――
はじめに ――新たな「学校の自治」のあり方 106
一.川上小学校と地域 107
二.渋谷忠男教頭の公教育観と学校づくり 109
三.学校教育方針づくりと教育実践 111
四.教育条件整備と住民参加 118
五.地域における住民自治の歴史と「地域生活実態調査」 119
六.教職員集団の自律と結束 123
七.おわりに 127

第四章 府中小学校(兵庫・但馬)の「地域に根ざす学校づくり」
はじめに ―― 府中小学校と校区の状況―― 132
一.府中小学校「地域に根ざす学校づくり」の経緯 134
二.家庭・地域の教育力の再生とともに発展する学校づくり 137
三.府中小の授業改革と地域に学ぶ社会科カリキュラム 142
四.老人たちと歩む学校づくり 150
五.府中小学校の学校づくりを支えたもの 152

第五章 一九八〇年代大都市・東京における「父母に開かれた学校づくり」
     ――葛飾区立亀青小学校の実践
一.「父母の学校参加」と日本における課題 166
二.東京都葛飾区・亀青小学校における「父母参加の学校づくり」 172
三.父母の学校参加を切り開いた条件 183
四.むすびにかえて 186

第六章 過疎地における地域の再生と学校づくり
    ――一九八〇年代の京都府・美山町の地域づくりに学ぶ――
一.美山における地域づくり・学校づくりへの着目―教育のめあてを改めて考える― 190
二.地域に根ざす昼間定時制高校(北桑田高校美山分校)の学校づくり 197
三.八ケ峰中学校の平和学習と学校づくり 208
四.美山の地域づくりと人間形成 225
五.まとめ ――美山のとりくみに学ぶ 236

第七章 高知県・奈半利中学校の犇ο太瓩叛古婿臆辰粒惺擦鼎り
はじめに ――奈半利町と学校の概要 244
一.奈半利中学校の「共和制」と学校づくりの歩み 247
二.「三者会」から創造的な牾悗哭瓩 251
三.奈半利中学校の生徒と教師 261
おわりに ――奈半利中学校の学校づくりの成果と課題―― 263
〈補説〉高知県狹攤瓦龍軌蕾革瓩函崔楼茲乏かれた学校づくり」 269

第八章 鹿児島県・高田小学校の学校づくりと食農教育
    ――「農業の持つ教育力」と住民自治の力が学校を変える―
一.高田小学校と「地域ぐるみの食農教育」の展開 282
二.食農教育 ――その実践内容と成果 292
三.「高田村づくり委員会」と食農教育 301
四.高田小学校の「食農教育」の成果が示すもの 314
五.高田小学校「食農教育」をめぐる今後の課題 321
第九章 地域に根ざす狎古未旅圓たい畴昔唸盥
    ――佐賀県立伊万里農林高校の学校づくり――
はじめに ――伊万里農林高校の実践との出会い 328
一.佐賀県伊万里市と伊万里農林高校の概要 331
二.伊万里農林高校「学校づくり」と豊かな牾悗哭瓩料和 335
三.小括 ――学校改革としての特色と成果 345
四.伊万里農林高校の統廃合問題と地域・父母 351

終章 「地域に根ざす学校づくり」の成果と展望
一.本書の「ねらい」に即して 360
二.「地域に根ざす学校づくり」の事例に学ぶ 362
三.まとめにかえて 371
あとがき 374
初出一覧 381

〈前書きなど〉
 本書は一九七〇年代以来の筆者の「地域に根ざす学校づくり」実践の多くの事例についての調査・研究に基づくものである。「地域に根ざす学校づくり」を教育実践の一つと捉え、戦後「民主教育」の歩みの中に位置づけて、その具体的な姿に迫るものである。それは必ずや、今犹劼匹發鯆未錣擦燭ぐ多瓦反頼の学校像瓩鬚燭阿蟯鵑擦襪發里砲覆襪世蹐Α
 今犒法改正瓩声高に叫ばれ、「戦後レジームからの脱却」が政権によってめざされている。言ってみれば「戦後民主主義教育」もまたそのターゲットであり、「学校」は揺らいでいる。このことは、むろんこの章で詳述するが、同時に狠楼茘瓩蓮崔亙消滅」が言われるほど大きな変動の中にある。「地域に根ざす教育」「地域に根ざす学校づくり」は、戦後民主主義教育の豊かな水脈の一つであり、忘れ去られてはならない「教育実践」として、そんな今こそ学ばれるべきだと思われる。そして、文部科学省や一部自治体が「全国学力テスト」による「学力向上」競争を煽っているように思われるなかで、文科省は父母・地域住民の参加する「学校運営協議会」制度(爛灰潺絅縫謄ースクール瓠砲鬚箸蠧れ、「地域とともにある学校」づくりを提唱している。こうした状況も視野に入れながら、一九七〇年代からこれまでに積み上げられてきた「地域に根ざす学校づくり」のいくつかの事例をたどりながら、その意義と可能性を明らかにしたい。
 本書は、その意味で二つのねらいを持っている。その第一は、戦後日本には「地域社会と学校・教師の努力でこんなすばらしい学校がつくられてきた」ということを示すことである。それらの学校の努力と成果は、教育界のごく一部の人たちを除いて、ほとんど知られていないからだ。筆者の友人の一人に民法学者がいる。民法専攻と言っても彼は「子どもと親権」が専門である。つまり筆者の専攻する教育学・学校経営学とはかなり近い領域の専門家である。本書の第一章になった論文を読んでもらった時のことだ。彼は筆者にこう尋ねた。「ほんとうに、日本にこんな学校があるのか?」と。この言葉が、大学院時代から「父母・住民参加の学校づくり」「地域に根ざす学校づくり」を研究テーマとしてきた筆者の、その拙い成果をまとめて刊行しようという気持ちを強く後押しした。こういう経緯もあって、戦後日本の教育の歩みの中に、こんな学校(づくり)があったのだということを、父母(保護者)・教師をはじめとする教育関係者、あるいは「子どもと学校」に関わる研究者、それと隣接するような領域の専門家に読んでもらいたいと思っている。現代日本の学校と言えば、まだまだ画一的なものとして、あるいは受験・学力競争の場として否定的なイメージでとらえ、仕方のない矛盾として受け入れられたりもしている。そのことが今日の「学校」を子どもたちの安心と信頼の場に変えることを諦めがちになる要因だとしたら無視できないことだと考えるからこそ、この書が必要なのだと考えた。むろん、学校の画一性につながるような中央集権的な、あるいは恣意的な政治介入による教育行政の下で、真に犹劼匹發主人公瓩痢岾惺参革」を成し遂げることが容易でないことは十分承知しているつもりだが…。
 第二のねらいは、「地域に根ざす学校づくり」の歴史的な意義を明らかにし、その教訓を明らかにすることである。子どもこそが真に主人公であるような「学校改革」がうまく進むためにはどんなことが必要か、すなわち学校づくり・学校改革にとって不可欠な要素や教訓を明らかにすることである。さしあたって以上の二つが本書刊行のねらい・目的である。しかし、このように言うと、なぜ「学校」が「地域」に根ざさなければならないのかとの疑問も出てこよう。それへの解答も含めて、次に「地域に根ざす学校(づくり)」とは何かについて説明することから始めたい。
(「序章 犹劼匹發主人公瓩龍軌蕾革と「地域に根ざす学校づくり」」の中の「はじめに ―本書のねらい」より)


〈著者プロフィール〉
沖田 陽一(ナカタ ヨウイチ)
熊本大学シニア教授

1947年 兵庫県西宮市に生まれる
1970年 神戸大学教育学部卒業
1978年 東京大学大学院教育学研究科博士課程(教育行政学専攻)単位取得退学
1978年 熊本大学教育学部講師着任、その後同助教授を経て教授
2012年 熊本大学定年退職
2013年より現職
この間、日本教育学会、日本教育法学会、九州教育学会理事、及び教育科学研究会、
地域と教育の会、地域民主教育交流研究会全国委員などを務める。
現在 熊本大学シニア教授、中国・河北師範大学客員教授
   熊本県民間教育研究団体連絡協議会会長、民主教育研究所評議員

主な著作
『知られざる中国の教育改革』(かもがわ出版、2014年)
『部落問題の教育史的研究』(共著、部落問題研究所、1978年)
『戦後同和教育の研究』共著、部落問題研究所、1980年)
『学校の再生』(共著、労働旬報社、1984年)
『学校と社会』(共著、学文社、1990年)
『講座・学校7/組織としての学校』(共著、桐書房、1996年)
『教育と教育基本法』(共著、勁草書房、1996年)
『講座・現代教育法3 /自治・分権と教育法』(共著、三省堂、2001年)
『人間形成の課題と教育』(共著、三一書房、2008年)
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