歴史を歩くワルシャワ 国王選挙の始まりから1944年8月蜂起前まで
型番 ISBN 978-4-7807-1965-9
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3,267円(税297円)

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著:尾崎 俊二
出版年月日:2020年5月20日
定価:2790円+税
判型:A5判


ワルシャワは、ポーランドの首都である。ピアノのショパンゆかりの土地でもある。
本書は、数奇な運命に見舞われ、その歴史の痕跡を残すワルシャワ紀行である。

「ワルシャワの記憶」をたどってきた。それは同時にワルシャワの街の「歴史歩き」でもあった。
人間の一生より長くかかって生まれてきた建造物はさらに破壊、修復、改築を重ね、世紀をまたいで長く生き続けてきた。
それに比し、人間一人ひとりの生命はあまりにも短く、歴史的建造物や記念碑を目の前にすると、奥深い過去と現実のあいだの大きな隔絶を知るばかりである。
それでも、そうした場に身をおくと、長い歴史の深みのなか、広大な空間と時間の懐の中にある人間ひとりの存在に孤独を感じながらも、同時に安堵を覚えるふしぎがある。(本書「はじめに」から)


尾崎 俊二(おざき しゅんじ)=1946年生まれ。2004年まで高校教員。著書に『記憶するワルシャワ ―― 抵抗・蜂起とユダヤ人援助組織 ŻEGOTA(ジェゴタ)』、『ワルシャワ蜂起 ―― 一九四四年の六三日』、『ワルシャワから:記憶の案内書 ――トレブリンカ、ティコチン、パルミルィ、プルシュクフへ』 など。
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