暮らしと社会調査 社会調査ハンドブック
定価 2,640円(税240円)
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田口正己著
◇著者紹介◇
田口正己(たぐち・まさみ)
1938年秋田県生まれ
1964年立正大学大学院修士課程修了(社会学専攻)
立正大学社会福祉学部教授、社会福祉学部長を経て、
現在、立正大学名誉教授、千葉県自治体問題研究所理事長。
主著
『現代の社会学』(共著、誠信書房、1965年)、『日本農業の社会学』(自費出版、1970年)、『現代社会学ノート』(自費出版、1971年)、『企業都市と住民生活』(みなと印書、1978年)、『地域構造の変化と住民自治』(みなと印書、1979年)、『くらしと清掃』(監修・著、汐文社、1982年)、『地域認識と地域調査』(埼玉コミュニケーションセンター、1987年)、『現場からごみを減らす』(共著、自治体研究社、1990年)他多数
内容紹介
第1部の【実践編─暮らしと社会調査】では、社会調査を取り巻く今日的状況について解説し、調査情報がテレビや新聞や広報紙などを通じて暮らしの中に持ち込まれ、身の回りで調査報告書が氾濫しているが、暮らしの必要から市民や地方議員や公務労働により調査活動がどう日常的に取り組まれてきたか、などについて説明している。
第2部の【理論編─社会調査の歴史と方法】では、国勢調査など社会調査が必要になるにいたった経緯、調査に駆り立てる思想、社会現象に関する社会科学的認識の方法としての社会調査の理論、社会調査の多様な方法などについて説明している。
第3部の【実技編─社会調査のノウハウ】では、社会調査の技法やノウハウについて具体的に説明している。調査の企画から、調査票の作成を含む諸々の準備作業、現地調査、調査結果の整理・分析、報告書の作成、報告会の開催にいたる調査の全課程を例示的に説明している。
第4部の【統計知識編─社会調査の統計知識】では、社会調査に最小限な初歩的な統計知識について例示的に説明している。標本数を統計学的に決定する際に役立つ統計知識や調査結果の分析に利用できる統計知識などについて説明している。
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かつて、社会調査は社会学など社会科学の専売特許と考えられてきたが、現在は状況が一変している。
新聞やテレビは政治・経済・社会問題について定期的に調査を実施し、その結果にもとづく解説記事や報道番組を編成し、読者や視聴者に積極的に調査報道を提供している。
市民もまた紙面や番組を通じて、社会調査の恩恵に日常的に浴している。地方議員なども議会活動や市民運動の必要から調査活動にかかわっている。
今日ほど社会調査が日常化している時代も、調査情報が氾濫している時代もない。

目次
【第1部 実践編─暮らしと社会調査】
第1章 暮らしと社会調査
第2章 暮らしの変化と調査の課題
第3章 社会調査の意義と活用
第4章 地域の情報と調査資料
【第2部 理論編─社会調査の歴史と方法】
第5章 社会調査の思想と発展
第6章 社会調査の理論と技術
【第3部 実技編─社会調査のノウハウ】
第7章 社会調査の設計
第8章 現地調査の方法と実際
第9章 調査票の作成
第10章 標本調査の技法
第11章 調査結果の整理と分析
【第4部 統計知識編─社会調査の統計知識】
第12章 社会調査と統計知識
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