二世紀の卑弥呼「前方後円墳」真の構築者−「日の丸」・「君が代」と日本古代史−
型番 ISBN 4-88023-925-9
定価 3,143円(税286円)
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草野善彦 著
定価:3000円/冊
発行年月日:2006年1月20日発行
サイズ:A5判上製 511ページ

内容紹介
巨大「前方後円墳」は大和朝廷が築いたのか?

「君が代」等の強制が大きな問題となっている。国のはじめから大和朝廷というたった一つの王朝・国家しかなく、この王国が国の象徴と憲法で定められている、こんな国は世界にはない。

明治以来「絶対主義的天皇制批判」はあった。しかし、大和朝廷唯一史の日本史を疑う公認された思想屋が苦節はまったく生まれなかった。

この著書は最近の稲作等への自然科学的研究や考古学の成果にたって、また八世紀まで天皇の代替わりごとに「ミヤコ」が浮動しているという、世界史的に類例のない大和朝廷の姿を解明しつつ、それを通じて「前方後円墳」の真の構築者、真実の日本史の探究を古田史学を基礎に試みた「日本古代史」の試論である。

Contents
第一章
「万世一系の天皇制」と古代中国資料
第二章
古代中国正史類の記録は真実の記載か
第三章
水田耕作 北九州、近畿より一千年以上はやい
第四章
階級分化と「邪馬一国」論争
第五章
二世紀の卑弥呼
第六章
古田武彦氏の「三国志」の里程論
第七章
三角縁神獣鏡は中国鏡ではない
第八章
「古事記」「日本書紀」にない倭国関連記事
第九章
「日本書紀」の年歴の年表化
第一〇章
「墓より都」
−巨大「前方後円墳」は天皇国家がつくったか−
第一一章
「百済記」等の朝鮮資料と日本・貴国
第一二章
巨大「前方後円墳」真の造営者
−竹内宿禰と蘇我氏−
第一三章
「君が代」と「倭国」
第一四章
通説の応神〜推古長の虚構と「倭国」支配
第一五章
蘇我氏の支配
第一六章
対価の回診と「倭国」の滅亡
第一七章
出雲大社は筑紫をのぞむ
著者紹介
草野善彦(くさのよしひこ)

•1933年12月16日、神戸に生まれる
•1957年 武蔵野美術学校(大学)西洋画科卒
著書
「天皇制国家唯一史観を疑う」光陽出版社
「天皇制批判と日本古代・中世史」本の泉社
「放射性炭素年代測定と日本古代史学のコペルニクス的転回」本の泉社
「放射性炭素14C測定と日本古代史」国際教育研究第24号収録、東京学芸大国際教育センター、2004年

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