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3年生国語 教科書教材の読みを深める言語活動 発問を中心とした全時間の展開例
3年生国語 教科書教材の読みを深める言語活動 発問を中心とした全時間の展開例
型番
ISBN978-4-7807-0962-9 C3037 ¥2000
定価
2,200円(税200円)
販売価格
2,200円(税200円)
購入数
» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)
今井 成司:著, 林 真由美:著, 横谷 和子:執筆
B5判 176ページ ブックレット
定価:2,000円+税
ISBN978-4-7807-0962-9 C3037
〈目次〉
はじめに 3
? 文学作品 ゆたかな読みを 13
1 感じたこと考えことを、叙述を基に自由に話し合う
「海をかっとばせ」山下明生(光村図書・三年上) 14
■指導計画〈8時間〉「海をかっとばせ」 15
■授業展開 ●第 1 時●感想を話し合い、題をつけて感想文を書こう 16
●第 2 時●ワタルが特訓をしようとしたのはどうしてか考えよう 17
●第 3 時●ワタルの特訓の様子を読み取ろう 19
●第 4 時●ワタルと男の子の様子を考えながら音読しよう 21
●第 5 時●ホームランを打ったワタルの気持ちと様子を読み取ろう 23
●第 6 時●ワタルが「波の子ども」と約束したことについて考えよう 25
●第 7 時●特訓を終えたワタルの気持ちの変化について考えよう 27
●第 8 時●山下明生さんの作品を読んで紹介文を書こう 29
◆随 時◆作品の特徴をとらえよう 31
◆コ ラ ム◆額縁物語と「海をかっとばせ」 33
2 人物の言動や情景描写から気持ち、変容を読み取る
「わすれられないおくりもの」スーザン=バーレイ、小川仁央訳(教育出版・三年上/三省堂・三年)使用教科書・教育出版 34
■指導計画〈9時間〉「わすれられないおくりもの」 35
■授業展開 ●第 1 時●全文を読み、感想を書こう 36
●第 2 時●感想を発表し合い、読みの課題を決めよう 38
●第 3 時●一・二の場面を読み、あなぐまの人柄を読み取ろう 40
●第 4 時●三の場面を読み、あなぐまの行動と夢の意味について考えよう 42
●第 5 時●四の場面を読み、あなぐまの死を知った動物たちの悲しみを考えよう 44
●第 6 時●五の場面を読み、冬の間の動物たちのとほうにくれている気持ちを想像しよう 46
●第7・8時●六・七の場面を読み、動物たちとあなぐまとの思い出を読み取ろう 47
●第 9 時●八の場面を読み、もぐらの言葉からもぐらの様子や気持ちを考えよう 50
3 人物の気持ちや状況をとらえて感想を持ちながら読む
「ちいちゃんのかげおくり」あまんきみこ(光村図書・三年下) 52
■指導計画〈12時間〉「ちいちゃんのかげおくり」 53
■授業展開 ●第 1 時●「かげおくり」について話し合い、感想を書こう 54
●第 2 時●お墓参りに連れて行ったお父さんの気持ちを考えよう 56
●第 3 時●かげおくりをする様子を音読しながら家族の様子と思いを読み深めよう 58
●第 4 時●お父さんが戦争に行ったあとのお母さんやちいちゃんのことを考えよう 60
●第 5 時●空襲の様子と、お母さんと離れてしまったちいちゃんについて考えよう 63
●第 6 時●ひとりぼっちになったちいちゃんの様子や気持ちを読み、自分の感想をもとう 65
●第 7 時●たったひとりでかげおくりをするちいちゃんの様子と気持ちを考えよう 68
●第8・9時●小さな女の子の命が空に消えた様子を考えよう 70
●第 10 時●作者の表現のしかたについて考えよう 72
●第 11 時●現在の場面の意味を考えよう 74
●第 12 時●ちいちゃんに手紙を書こう 76
◆コ ラ ム◆「読み手としてどう感じたか」を問う 77
4 行動や会話から人物の気持ちや場面の様子を読み取り、音読する
「モチモチの木」斎藤隆介(光村図書・三年下/教育出版・三年下/学校図書・三年下)使用教科書・光村図書 78
■指導計画〈15時間〉「モチモチの木」 79
■授業展開 ●第 1 時●全文を読んで、感想を書こう 80
●第 2 時●物語の大体をつかもう 81
●第 3 時●どうして豆太はおくびょうなのか考えよう 83
●第 4 時●豆太にとって「モチモチの木」はどんな木なのか考えよう 85
●第 5 時●山の神様のお祭りの話をするじさまと、話を聞く豆太の気持ちを考えよう 87
●第 6 時●じさまのはらいたで、医者様を呼びに走る豆太の様子と気持ちを考えよう 89
●第 7 時●「モチモチの木」に灯がついたことについて考えよう 91
●第8・9時●見出しに注目して考えよう 93
●第10〜12時●音読発表会をしよう 96
●第13〜15時●斎藤隆介さんの作品を読んで紹介しよう 99
? 説明文 たしかな読みを 101
1 問題解決の方法のおもしろさを中心に言葉と事実を結び付けて読む
「ありの行列」大滝哲也(光村図書・三年上) 102
■指導計画〈8時間〉「ありの行列」 103
■授業展開 ●第 1 時●全文を読み、大体の内容をつかもう 104
●第 2 時●中心の文(問いの文)を見つけよう 105
●第 3 時●ウイルソンのはじめの実験・観察を読み取ろう 107
●第 4 時●ウイルソンの二回目の実験・観察を読み取ろう 109
●第 5 時●研究して分かったことを読み取ろう 111
●第 6 時●文の構成を理解しよう 113
●第 7 時●行列ができるわけを説明しよう 116
2 中心となる言葉や文に注目して、段落の内容を正しく読み取る力を育てる
「自然のかくし絵」矢島 稔(東京書籍・三年上) 118
■指導計画〈9時間〉「自然のかくし絵」 119
■授業展開 ●第 1 時●扉の写真と題名から書かれている内容を想像し、感想を書こう 120
●第 2 時●段落に分けて、文章の大体の内容を読み取ろう 121
●第 3 時●保護色について読み取ろう 122
●第 4 時●保護色は何かを考えよう〜コノハチョウ〜 124
●第 5 時●自然のかくし絵について話し合おう 125
●第 6 時●保護色の役割をくわしく知ろう 〜トノサマバッタ・ゴマダラチョウ〜 127
●第 7 時●保護色が役立つ条件について考えよう 129
●第 8 時●まとめの段落について話し合おう 130
●第 9 時●題名を考え、まとめの感想を書こう 131
3 文章・写真・図から読み取り、自分の言葉で表現する
「人をつつむ形」小松義夫(東京書籍・三年下) 132
■指導計画〈11時間〉「人をつつむ形」 133
■授業展開 ●第 1 時●どの国の家に興味をもったのか話し合おう 134
●第 2 時●家のつくりについて、筆者はどういう観点で書いているかを知ろう 136
●第 3 時●五つの段落の役割を考えよう 138
●第 4 時●モンゴルの家のつくりについて考えよう 140
●第 5 時●モンゴルの人々の生活を説明しよう 143
●第 6 時●チュニジアの家のつくりについて考えよう 144
●第 7 時●チュニジアの人々の生活について、問いと答えの文を作ろう 146
●第 8 時●セネガルの家のつくりについて考えよう 147
●第 9 時●セネガルの人々の生活を説明しよう 149
●第 10 時●興味をもった家について説明しよう 151
●第 11 時●日本の家のつくりを説明する文章を書こう 152
◆コ ラ ム◆筆者のメッセージを読む 人がいて家がある 153
? 言語活動・言語事項 子どもが生きる ことばが活きる 155
1 日本語の真ん中は、「さ・し・す・せ・そ」
国語辞典で遊ぼう「国語辞典の使い方」光村3年上ほか関連 156
国語辞典 早引き練習 158
2 辞書を使って楽しく言葉を増やす 160
3 情景を思い浮かべ、リズムを感じ取りながら音読する
俳句に親しもう 162
【春の句】
●第 1 時●声に出して読もう 162
●第 2 時●俳句を読もう 164
●第 3 時●俳句を読んで紹介しよう 165
●第 4 時●春の俳句を作る 167
【夏の句】
●第 1 時●お気に入りの一句を紹介する 168
●第 2 時●夏の俳句を作り読み合おう 168
【秋の句】
●第 1 時●秋の句を集める 169
●第 2 時●お勧めの句を色紙に書く 169
●第 3 時●お勧めの句を紹介する 169
●第 4 時●秋の句を作り読み合う 169
【冬の句】
●第 1 時●わたしは俳人・冬の俳句を作る 170
●第 2 時●歳時記から季語を選んで冬の句を作り、発表する 170
◆コ ラ ム◆絵に描くことでふかめる 171
4 出来事を生き生きと書く=作文
心に残った場面だけを書かせよう 172
本文イラスト(93・163頁):辻ノリコ
〝? 文学作品〟は、人物の変化を読んでいくのが中心です。人物の置かれた状況と出来事、周りの人とのかかわりを見ていくことになります。そこで、言語活動が有効に働くとき読みは深まります。先に述べた「ちいちゃん……」の声の重なり、「モチモチの木」の二人の位置は、それらをつなげる働きをしています。このような言語活動を展開したいものです。
〝? 説明文〟においては、もの・こと・できごとと、その意味することをつなげて読んでいく・考えて読んでいくことが大切です。そのためには、分析=ある観点で、見つける.書き出す、整理する。類比・対比=比べる。分類する。そして、総合=言い換える、説明する。まとめる、という活動・思考を意識的に取り入れて授業を展開します。どの段階でも、読む・話すだけでなく、書くことにつなげて学習するようにしました。学習に書くことを取り入れるのは多くの意味で重要です。
〝? 言語事項〟には、作文指導、俳句の扱いなどを提起しました。すでに実践でかなり確かめられたものです。このままでも、実際の役に立つだろうと考えております。
本書では発問を中心にして構成してあります。子どもの思考の方向を左右するからです。しかし、授業は生き物です。わたしたちは子どもの反応も予想して入れてみましたが、実際は違う反応が返ってくるでしょう。ただ、授業の方向、流れとしてはこれでいけるのではないか、そう考えての提案です。一時間を三つないし四つの学習・言語活動に分けてみました。これは、どう展開していくのかの目安として受け止めてほしいと考えています。これがないと、ただ流れてしまう授業になりやすいからです。
(「はじめに」より抜粋)
〈著者プロフィール〉
今井 成司(イマイ セイジ)
前 東京都杉並区立浜田山小学校 講師、日本作文の会委員
※勤務先などは2013年4月現在
林 真由美(ハヤシ マユミ)
元 東京都杉並区立杉並第七小学校 教諭
※勤務先などは2013年4月現在
横谷 和子(ヨコタニ カズコ)
東京都杉並区立杉並第六小学校 教諭
※勤務先などは2013年4月現在