文学の授業2 一つの花 教材分析と全発問
型番 ISBN978-4-7807-1111-0 C3037 ¥1400
定価 1,540円(税140円)
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山口 憲明:著
B5判 152ページ 並製
定価:1,400円+税
ISBN978-4-7807-1111-0 C3037
2013年8月29日発行

読解力を育て・豊かな心をはぐくむ
各時間の児童の感想掲載

目次
まえがき〜文学教育に取り組もう
『一つの花』を読むにあたって
教材『一つの花』について
単元計画 単元の流し方
各一時間の流し方
授業を始めるにあたって
1次 戦争の中に生まれ育ったゆみ子、父母嘆き・心配〔一章〕(四時間)
①題名読み・書き出しの読み
②戦争のはげしかったころ
③ゆみ子が「一つだけちょうだい」を最初に覚えた理由
④ゆみ子に対する父母の嘆き・心配
2次 父の出征〔二章〕(五時間)
⑤お父さんの出征
⑥出征するお父さんを見送っていくお母さんとゆみ子
⑦駅でのゆみ子の家族
⑧「一つだけ。」と言って、とうとう泣きだしてしまうゆみ子
⑨泣きだしたゆみ子に、一輪のコスモスをあげるお父さん
3次 十年後のゆみ子(戦後)〔三章〕(二時間)
⑩それから十年
⑪十年後のゆみ子
4次 まとめ読み(二時間
⑫戦中、戦後を対比して、作品のテーマを考える。
 題名『一つの花』について、考える。
5次 感想文を書く(二時間)
⑬感想文を書く(感想文の例)
前書きなど
今、文学教材が文学教材として扱われていません。音読や紙芝居作りのための教材として扱われています。コミュニケーションの題材になっています。
〜〜
登場人物の気持ちなどを細やかに理解しようとすることもしなくなってしまいました。結果、子どもたちの言葉の力は弱くなり、人の思い、心情を想像する力も貧しくなってしまったのです。
(「まえがき〜文学教育に取り組もう」から抜粋)

著者プロフィール
山口 憲明(ヤマグチ ノリアキ)
早稲田大学政治経済学部卒
元相模原私立小学校教諭
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